映画「３月のライオン」とコーデ

昨日は夫と映画を観てきました。

「３月のライオン前編」です。

前編どころか後編も終わりに近い時期なので、やっと見つけた遠くの映画館に行ってきました。

感想

神木くんが演じる桐山零のキャラが良かった。

いえ、零を演じる神木くんが良かったのか。

たぶん両方。

神木くんを見るといつも清潔感を感じます。

家族を失い、好きでもない将棋を「好き」と答える。生きるために。
ここから過酷な人生がスタートします。

私は原作の漫画は読んでいませんが、すごくすごく丁寧に作られた映画でした。

登場人物のキャラがちゃんと描かれているから、それぞれの人物に感情移入できる。

佐々木蔵之介演じる島田さん、染谷将太の二階堂などが出てくるとホッとしましたね。

「落ち着け。まずは深呼吸をしろ。広く見渡して、最善の道を探せ。」のセリフは何かあるとすぐに「わーっ！どうしよう。」となる自分の胸に留めておきたい。

将棋のシーンはもちろん多いけど、役者の目の演技、空気感がピーンと張り詰めていて引き込まれます。

将棋に興味がなくても将棋を通して人生を語っているので退屈はしません。

生きることにおいて大事なことは自分が強い駒を持っているかどうかではなくて、手持ちの駒をどのように動かすかを悩み、考えることなんだなと思った。

もっともっとヒットして欲しい良質な映画です。

信じられないことに、夫は半分以上寝ていました！！！

「朝早かったから。」と言ってます。

後編も観たいです。

夫は、「俺はいいかな～。」と言ってます。・・・そうだよね。話しわかってないものね。