糸さんの夢ノート

生活を充実させるためのメモです。

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他人を羨ましがらない。



ちょっとしたときに、「それ、いいなぁ。」、「素敵!」って言葉を使ってます。

私は、お世辞というものは言うのも言われるのもかなり苦手なほう。

分かりやすいお世辞は聞くだけでそこから逃げ出したくなってしまうくらい。止めてくれ。気持ち悪い。時間の無駄だーっと思う。

自分が良く思われたいがために、無駄に褒めるのは大嫌い。

その代わりに「いいなぁ。素敵!」と思ったときは、自分の心の声なので積極的に口に出したい。



私がその場の雰囲気で仕方なくお世辞を言うときは顔が硬直していると自分で分かる。

先日の、



矢野顕子さんのコンサートに行ったときに印象的な言葉がいくつかあって。

その中で一番残っているのが矢野さんが、「私は他人を羨ましいと思う気持ちがほとんどない。」という言葉。

これが、けっこうな驚きで。

まぁ、矢野さんはお金持ちの家に生まれ3歳からピアノライフをスタートさせ、それをお仕事にされ、坂本龍一さんと結婚し、娘さんも授かり、いまも自分の好きな道で生きている。

確かに、そうだよねー、とパーっと頭をよぎったけど。

私はTwitterもフォローしてるけど矢野さんはいつも楽しそうな感じ。



でも、ひとつの仕事をずっと続けるのはやっぱり山アリ谷アリの部分もあろうし、人生は誰も光が当たる部分だけを歩けない。



坂本龍一さんとも残念ながら離婚された。

それでも笑顔で、「私は他人を羨ましいと思ったことがほとんどない。」と言い切る言葉に軽く衝撃を受けた。



でも、その後に、「ZOZOの社長が来年、月に行くのはかなり羨ましい。」と話していたので単なる枕詞だったのかもしれないけど 。

でも矢野さんて自分に集中して生きている人だと思う。だから天才。



今回のバンドのメンバーとの冗談を交えたやりとりにも矢野さんの人としての品性を感じた。

私も自然な品性を醸し出せるようになりたい。無理かもね 笑!



音楽も好きだけど、矢野さんの人柄に少し触れてますますファンになった話でした。