今日の服と後悔
実家に帰省して3日目。
今日は実家から帰宅する日。
今日の服
好きなコーデです。
後悔
今朝、母が言った。
「お父さん、今日は顔つきがとっても良いよ。」
私もそう思った。父の顔、スッキリして穏やかだなぁと。
実家はふだん父母の二人暮らし。
近くには弟の家もあるけど共働きで忙しく、3人の子供もいることもあり、頼ることもなく自立せざるを得ない状況だ。
というとカッコよく聞こえるけど、実情はバタバタ。
父は認知症を患っていて、週に3日ほどショートステイを利用している。
父が自宅にいるときは、文字通り母は父に付きっ切りだ。
いつふっと家を出て、そのまま帰って来なくなるとも限らない。
父が3日間のショートステイに行っている間、母はふだん出来ない掃除、片付け、買い物でほぼ終わる。
20年以上続けている趣味の習い事の水墨画ももうやめるか悩みながらもギリギリ続けている状態。
時々この状況、何が悪いんだろう?誰が悪いんだろうって答えの出ない答えを見つけようとする私。
ぐるぐる考えてみても答えはいつも出ない。
「大変過ぎてもう放り投げようとか思わないの?」と母に聞いてみた。
とても冷たい言葉を放っているのは承知している。
でも、母の様子を見ていると私自身も心が重い鎖に繋がれているような気持ちになってしまう。
母の周り、友人には身軽に楽しく暮らしている人もいるのにどうして。
失礼な質問に母は怒り出すかと思ったけど、「お父さんは若い頃から一生懸命働いてきて、悪いこと何にもしてないんだよね。病気になってかわいそうなんだよ。」と笑顔でひと言。
私はいつも圧倒的に母に負ける。
違う。違う!!私のしたいことは。
母の気持ちを暗くなんかしたくない。強く優しく支えたいのに。
短絡的な私はすぐに血迷ったことを言ってしまう。
いくつになっても底の浅い私です。