糸さんの夢ノート

生活を充実させるためのメモです。

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お月見会と母の言葉。



この土日に夫と私の実家に行った。

父はショートステイのため不在。

近くのショッピングモールで母、夫、私の3人でランチしてお買い物。

母と私は盛り上がってお揃いのニットを買った。「私が支払う。」「いえ、私が。」の恥ずかしいやり取りの末、私が支払った。

たまにの親孝行。母は嬉しそうだった。それを見て私も嬉しくなった。

夫は本屋さんで株の本を熟読していた。



3人でお茶をしたらちょうど5時。

そこから目的地に移動。

お月見会に行った。

埼玉県寄居町にある鉢形城跡地で開催されたお月見会。

第13回「お月見の会」 - 寄居町公式ホームページ



道の両脇にろうそくが灯されて、



幻想的な雰囲気を、



醸し出して、



不思議な空間。



雨は私たちが着く頃にちょうど止んだ。幸運です。

お月見の会なので、お団子があります。



野点と、



お琴と尺八の演奏。



母の弟が出演しているので、応援に行ったのです。

親戚や私の弟一家も来て賑やかに。

みんなと会ったり、普段と違う場に行くのは新鮮で楽しいな。。。

むかしはこういうの面倒だけだったけど、いまは普通に楽しい。

母の言葉



私の母はふだん認知症の父とマンツーマン状態で暮らしている。

父の病状は、だんだんと重くなってきて9月からは週に一度、二泊三日でショートステイを利用しているけど、母は出来るだけ自分で世話をすると決めている様子。

母の過労を心配する私とたまにケンカになる。

私は母の気持ちを尊重したい一方で、共倒れになってしまったらという危惧感や不安とイライラを抱えていた。


そして、翌朝。

来月、母はうちに遊びに来ることになっている。

私が、「来月うちに来たら、◯◯に行かない?前に行きたいと言ってたよね??」と聞いたら、母はとても嬉しそうに、「覚えていてくれたんだ。行ってみたい。」と。

私は、なるべくストレートにならないように意識しながら、「やっぱり介護で息抜きは一番大事だと思う。息抜きは決して悪いことじゃない。楽しく気分転換して、またお父さんに優しくできればそれが一番良いと思う。」となるべく優しく言うようにした、つもり。

すると意外にも、「お母さんもそう思うようになってきた。でも、お母さんは意外とちゃんと息抜き出来てるんだからね!!」と言いながら、「そうだね。息抜きの大事さはすごく実感してる。」とうなづいてくれました。

いつも母は、「私だけ遊んでいたら悪い。」、「お父さんが施設にいるのに楽しむ気がしない。」と言っていたのでびっくりして、ホッとして思わず泣きそうになってしまった。



いま私が出来る最大の親孝行は、実家に帰って、母の話をいろいろちゃんと聞くことだと思う。会話だと思う。頭では分かっているのに何だか下手くそなんです。

本当に下手くそです。



優しい気持ちはあるつもりなんだけどな。。。