糸さんの夢ノート

生活を充実させるためのメモです。

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旅と旅行



「旅」と「旅行」ってどう違うのだろう。

私の勝手なイメージでは「旅」はひとり、「旅行」は複数人。

それに従って書くと、この春に旅をひとつ、旅行をひとつ予定していた。



ひとつは私一人でゲストハウスに一泊。

しかし、先日認知症を患っている父が熱を出して入院したのでキャンセルした。

入院は一週間から10日程度と言われているから深刻なものではない。

、と分かっているけど、旅先で頭にチラつき罪悪感を感じるからキャンセルした。

去年の秋にも沖縄への旅を台風のためキャンセルしたので、もしかしたらひとり旅との縁があまりないのかも。

まぁ、深く考えない。またタイミングを掴めばいい。

旅行



旅行の方はメンバー3人で、夫、母、私の3人。

毎年、この時期は夫と一泊で近場に行くことが恒例化していて、今年は夫から、「お母さんも一緒に。」と言われ、嬉しくて夫をかなり見直した。

さらに行き先は母に負担のないように私の実家方面の温泉地にしようとの案だった。


夫はなぜか突然輝き出すところがあるのだ。



ところが、



父が熱を出して入院した。

幸い、今は落ち着き大事には至らないで済みそうだ。入院は1週間から10日との見通し。

しかし、「もしや。」と私が思っていたことが起こった。

あれほど旅行を喜んでいた母が、「お母さんは旅行やめようと思う。二人で行って来て。」と。

私はきっと母はそう言うだろうと予測していた。

ふだん、父は週に3日ほどのショートステイのサービスを受けていて、そこに当たるように温泉旅館も予約していた。



一度引き止めたが、「ごめん。入院がなければ行ってたんだけど、かわいそうな気がしちゃって。二人で行って、帰りにうちに寄ってお茶でも飲んで行って。」と言われた。

たまにの親孝行が出来るかなと思っていたので残念だった。

でも母はそう言うだろうと予感もあった。

キャンセルはギリギリまでしないつもりだけど、母は行かないだろう。

母の気持ちも確かによく分かるけど。

「お母さんの考えは理解できる。とりあえず今回は二人で行ってお土産を買って寄ろう。それで、三人での旅行はもう少し暖かくなってから仕切り直そうよ。」、と笑顔で夫が言ってくれたのでようやく気持ちが少し軽くなった。