糸さんの夢ノート

生活を充実させるためのメモです。

スポンサーリンク

入院中の祖父の介護に触れて。

介護について。

一言ではとても言えないし、書けば書くほどまとまりがつかなくなる。

でも他人事じゃなく頭にポツンとある問題。



祖父の介護



今年1月に祖父が肺炎で入院しました。年齢は103歳です。



私は現在2回ほど訪問しました。2回めは母と二人で祖父のいる個室に泊まり込みました。



祖父は酸素マスクが煩わしいようで、昼間でも夜中でも自分で取り外してしまうので、それを阻止するためです。



病院は私の自宅から少し遠方だけど、泊まりを決めた理由は、祖父が心配なこともありますが、母が一人で泊まり介護は不安だろうと思ったことと、やがて来るかもしれない親の入院介護で何ができることなのかを体験してみたくてでした。





夜中の看護



1回目にお見舞いに行ってから1週間後。1回めのときは大きな声で、「立ちたいから手伝って。」とか「酸素マスクを外して。」と声も張って、言いたいことを言っていたのに、次に行ったら話もできないくらい弱っていました。



酸素マスクがジャマらしく、よろよろと自分で何度も外しては母や私がまた装着し直しました。



あとはずっと手を握ったり、肩や脚を軽くさすったりしました。



私が寝たのは2時間程度でしたが、意外にも頭はスッキリでした。



廃用症候群



上にも書きましたが、1回めのお見舞いのときの祖父は、私の名前を呼んだり、「立ちたい。」とか「情けないなぁ。」なんて声に力がありました。



一週間後に泊まりで行ったときは、ほぼ声も出さず、目も虚ろになっていたのですごく心配でした。



廃用症候群とは、病気やケガのため入院や安静にすることにより身体能力が低下することです。



つまり身体の安静も場合によっては考えものなのです。



「ゆっくり休んでね。」って言葉、私も使いますが、時には真逆だったりするんだなと思いました。



20年も前に寝たきりになった父方の祖父母の世話もした母はよく、「入院をしたらダメになる。」と言ってたな。



今回の祖父の見守りは母方の親戚8人で2人組になり午前、午後、夜中と順番でついています。

終わりが見えない分だけ、疲労も増すんだろうなと思います。誰もそんなこと言わないけれど。



感じたこと



入院したくない。



私は割と健康で、腰痛はあるけどインフルエンザにかかったこともないし、盲腸も肺炎も、入院したこともありません。



不謹慎ですが、学生時代は心の中で入院に憧れていました。



いまは健康でいられることに感謝しています。



この健康を維持できるようバランスの良い食事、運動の習慣、よく笑うようにしていきたいと改めて思いました。

また近々祖父の元に行って来ます。