森林公園と父のこと
昨日、仕事が休みだったので実家へ行きました。
「よし、春だし両親と外に出よう。」とあらかじめ考えていた国営の森林公園へ行きました。
ご利用案内 | 国営武蔵丘陵森林公園 | 全国で初めての国営公園
久しぶりにお弁当も作りました!
おにぎりとサンドイッチと少しのおかず。
お弁当箱を断捨離したばかりだったので、おかずはタッパーに詰め込みました。
台所編
— 糸さん★楽しく暮らす★ (@harenohisan) 2018年4月12日
お弁当はもう何年も作ってないので関連品は手放します。
#すっきり_さっぱり_断捨離 pic.twitter.com/CkPnBpBcdZ
「モノがなくて困る」というより、最近はモノを買わずにどう済ませるか考えるのが少し楽しいです。
適当に入った南口からスタート。
私の父はお出かけが大好きです。
温和な性格で、身体も内臓も元気。
でも父は認知症です。
文字通りの森林浴です!
父が認知症を患って5年ほど経ちました。
いま中期と言われるところにいます。
父がひとりで出来ることは日に日に減り、いまは一人では文字通り何も出来ません。
認知症は病気のひとつではあるけど、他人に理解されにくい病気です。下手すると偏見の的です。
ニュースで老老介護の果ての心中の記事を見ると、そこに至る過程を想像して悲しくて胸が痛くなります。
身体は動くし、言葉だって普通にしゃべることができる。
少し会話が噛み合わないところもあるけど。別にいい。父が笑顔なら。
背中が丸くなってきたけど、杖を付いているけど、ちゃんと自分で歩けるよ。
「お父さん、休む?園内バスに乗る?」と聞くと、「まだまだ大丈夫だよ。」
この日は約2万歩近く歩きました!
下調べもせずに行ったら、ステキなポピー畑
母と私がたわいもない話をしているのを笑顔で聞いている父。
幸せな時間。
ネモフィラ畑も素敵でした。
父と母、大事な大事な存在。
私が来ると父の機嫌が良くなる、と母が言う。
私と弟を愛情深く育ててくれた両親。
私はもっとたくさん親孝行できると帰路に就くたびに心に誓う。